この記事では練馬駅東のふぐ料理専門店「一会」で一目惚れした「ひれ酒」をご紹介しちゃいます!
練馬駅前にはふぐ料理専門店が2店舗あります。1店舗目は練馬駅南口にあるチェーン店「ふぐ料理 玄品 練馬」、2店舗目は桜台駅方面へ少し歩いたところにある昔ながらのお店「一会」です。
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看板には「春夏秋冬一年中新鮮なふぐがあります」と書かれています。
ふぐを食べたい!という気持ちになることは稀ですが、ひれ酒は飲みたい!
少々入りづらい佇まいはさておき衝動のままに暖簾をくぐります。
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店内に入ると、大将と女将さんが快く迎えてくだいました。
訪店時は先客が1組。 客席はカウンター席と小上がりの座敷が5卓ほど。
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まずは瓶ビールを頼んで、食べたいものを注文。
お目当てのひれ酒は1,000円。まずまずの値段ですね。
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お通しは「フグ皮ポン酢」コリコリした食感が半端ない。
ポン酢の酸味と葱の香りが口の中に広がります。これだけで瓶ビール1本はいけますな。
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程なくして「ひれ酒」が運ばれてきました。マッチが蓋の上に添えられています。
マッチに火を灯して、蓋をパカッと開けた瞬間にシュポっと引火させて風味を高めます。
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蓋を開けるとお酒の芳醇な香りとフグヒレの香ばしい匂いが漂います。
一口飲むと日本酒の旨味とフグヒレの風味が合わさり絶妙。むむ!超絶フグ旨!!
今までに味わったことが無いレベルの旨味相乗効果です。
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せっかくなので「ふぐ刺し」を頼んでおきました。
刺身を食べながら、ひれ酒を飲むという贅沢なコースを試したい。
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一人でも食べ切れるようにハーフサイズを注文。
フグだけかと思っていたらマグロトロと煮凝りが付いてくる。
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驚いたのは身の厚み。よくある薄造りの2、3枚分はありそうな厚み。
口に入れて噛むとしっかりした弾力があり、噛むほどに滋味が滲み出します。
ふぐ刺しを口に含んで噛んでからひれ酒を合わせ飲む。これを至福と呼ぶ。
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調子に乗ってすぐに飲み干してしまったので、追い酒。
二杯目をついでもフグの風味は薄まることがない。これは一体。
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フグのひれを引き上げてみると。なんとも立派!炙った焼き目もきれい!
え!ええええ!!えええええええ!!
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あるわあるわ!小皿にてんこ盛りになるひれ。
これが酒瓶の中を満たしていたのですね。旨味が薄まらない理由に納得。これで1,000円。「ほどほどの値段」前言は撤回。
想像を遥かに超えた、美味しくってお値打ちなひれ酒でした。
▼一会(食べログ)
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132102/13017068/