この記事では練馬区役所南にある中華料理店「美華」の絶品「麻婆茄子」をご紹介します! 練馬駅から7、8分くらい歩いた住宅街にあります。
私が練馬駅前に引越してきた中学生の頃からある歴史深いお店。日本人向けにローカライズされた、昔ながらの中華料理を食べることができる、いわゆる「町中華」です。
座席はカウンター席のみ。8席程度。席に座ると目の前の厨房が見えます。お目当ての麻婆茄子を注文。単品で700円。定食で750円。定食はご飯とお味噌汁が付きます。
「美華」では1年中麻婆茄子を食べることができますが、季節によって茄子の大きさが変わります。茄子の旬は夏から秋にかけて。秋の茄子は大きくて美味しいのです。
注文すると茄子が1袋取り出されます。袋の中の茄子をすべて包丁で切りそろえて下ごしらえ。大茄子4~5本分で一食分。
茄子を素揚げしている間にひき肉で餡をつくり、素揚げした茄子と餡を混ぜて仕上げにお酢を回し入れて完成。
素揚げされた茄子の皮の色が鮮やかです。皮の内側の柔らかい部分がトロトロになっているのが見て取れます。立ち上る湯気が食欲をそそります。
茄子1袋分のボリュームは想像以上のインパクトがあります。一皿で十分お腹がいっぱいになるのですが、定食にしちゃいました。
麻婆茄子が手前に写っているせいもありますが、ご飯・味噌汁のお椀の大きさと比べると、ボリューム感が伝わるのではないでしょうか。
中華料理のトロミ餡と白飯の相性は言うまでもなく抜群です。となるとやってみたくなるのが「麻婆茄子白飯オン」。茄子の皮の色味と白飯のコントラストにグッときます。
トロトロしているのは餡だけではありません。茄子の内側の柔らかい部分はしっかり火が通っていてトロトロ状態。一口で頬張るとヤケドしてしまうくらい熱々です。
旬の茄子は甘味があります。挽肉餡と合わさるとなんとも言えない甘じょっぱさになり、白飯がとまらなくなります。麻婆茄子→白飯→もうちょっと白飯。幸せです。
住宅街にある町中華「美華」。ご夫婦が厨房で手際よく料理を作ってくださいます。麻婆茄子は女将さんの担当。秋になるとこの味を思い出してしまいます。
▼美華(食べログ)
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132102/13062862/